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No.228 保育士に向いている性格とは?子どもと向き合う為に大切な事

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子どもが好き、人の成長を支えたいという思いから保育士を目指す人は多くいます。しかし、実際に現場に立ってみると、「自分には向いているのか」「もっと適した性格があるのでは」と不安になることも少なくありません。保育士はただ子どもと遊ぶだけの仕事ではなく、心身の発達や安全管理、保護者との信頼関係、チームでの協働など、求められる役割は多岐にわたります。本記事では、現場で活躍する保育士に共通する「向いている性格」の特徴を具体的に解説し、自分の強みや適性を見つけるヒントをご紹介します。

子どもの感情に共感できる人

保育士に最も求められるのは「共感力」です。子どもは言葉ではうまく表現できない分、泣いたり怒ったりして気持ちを伝えてきます。そのときに、表面的な行動だけで判断せず、「この子はいまどんな気持ちなんだろう」と寄り添える姿勢が必要です。
たとえば、保育中に友達とケンカして泣いている子に対して、ただ「泣かないで」「謝りなさい」と言うのではなく、「悔しかったんだね」「どうしてそう思ったの?」と、感情の背景に目を向けてあげられるかどうか。共感力がある人は、子どもの安心感と信頼感を引き出し、成長を支える大きな存在になります。

切り替えが早く、柔軟に対応できる人

保育現場では、想定外のことが頻繁に起こります。さっきまで笑っていた子が急に泣き出したり、突然の発熱やケガ、保護者からの急な要望、予想外の天候変更など、一日の中で何度も状況が変わるのが当たり前です。
そうした中で大切なのは、「気持ちを切り替えて、次の対応にスムーズに移れる柔軟さ」です。完璧に計画通りに進めたいタイプの人は、現場にストレスを感じやすくなるかもしれません。逆に、「うまくいかないこともあるよね」と前向きに考え、その場に合った判断ができる人は、保育士としての適性が高いといえます。

観察力と気づきの感性がある人

保育士は、子どものわずかな変化を見逃さない観察力が求められる仕事です。「いつもより口数が少ないな」「お昼を残しているな」「同じ手遊びを何度もしている」――こうした小さな変化に気づくことで、体調不良や心の不安、発達のサインにいち早く対応できます。
また、園全体の安全管理という意味でも、周囲への注意力は非常に重要です。部屋の隅に落ちている小さなものに気づく、誰かの表情が曇っているのに気づく、他の職員の動きをフォローする “気づきの力”が現場の安心と信頼を支えます。

チームで動くことに抵抗がない人

保育の仕事は、ひとりでは成り立ちません。同じクラスの担任、副担任、フリーの保育士、栄養士、看護師、保護者、そして園全体の職員と、常に“チーム”として動いていく必要があります。そのため、「自分だけで何とかしよう」と思いすぎる人よりも、「周りと協力して動く」「報告・連絡・相談ができる」人が向いています。
保育士は同僚との人間関係に悩むことも少なくありませんが、それでも「助けてもらったら素直に感謝する」「違う意見を認める」という姿勢がある人は、自然と信頼されるようになります。コミュニケーションに自信がない人でも、「聞く力」「伝える努力」があれば、徐々にチームの一員としてしっかりと役割を果たしていけるはずです。

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