1. ほいくしジョブHOME
  2. » 保育士専門 お悩み解決コラム
  3. » 保育士に向いている性格とは?子どもと向き合う為に大切な事

No.228 保育士に向いている性格とは?子どもと向き合う為に大切な事

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

子どもが好き、人の成長を支えたいという思いから保育士を目指す人は多くいます。しかし、実際に現場に立ってみると、「自分には向いているのか」「もっと適した性格があるのでは」と不安になることも少なくありません。保育士はただ子どもと遊ぶだけの仕事ではなく、心身の発達や安全管理、保護者との信頼関係、チームでの協働など、求められる役割は多岐にわたります。本記事では、現場で活躍する保育士に共通する「向いている性格」の特徴を具体的に解説し、自分の強みや適性を見つけるヒントをご紹介します。

子どもの感情に共感できる人

保育士に最も求められるのは「共感力」です。子どもは言葉ではうまく表現できない分、泣いたり怒ったりして気持ちを伝えてきます。そのときに、表面的な行動だけで判断せず、「この子はいまどんな気持ちなんだろう」と寄り添える姿勢が必要です。
たとえば、保育中に友達とケンカして泣いている子に対して、ただ「泣かないで」「謝りなさい」と言うのではなく、「悔しかったんだね」「どうしてそう思ったの?」と、感情の背景に目を向けてあげられるかどうか。共感力がある人は、子どもの安心感と信頼感を引き出し、成長を支える大きな存在になります。

切り替えが早く、柔軟に対応できる人

保育現場では、想定外のことが頻繁に起こります。さっきまで笑っていた子が急に泣き出したり、突然の発熱やケガ、保護者からの急な要望、予想外の天候変更など、一日の中で何度も状況が変わるのが当たり前です。
そうした中で大切なのは、「気持ちを切り替えて、次の対応にスムーズに移れる柔軟さ」です。完璧に計画通りに進めたいタイプの人は、現場にストレスを感じやすくなるかもしれません。逆に、「うまくいかないこともあるよね」と前向きに考え、その場に合った判断ができる人は、保育士としての適性が高いといえます。

観察力と気づきの感性がある人

保育士は、子どものわずかな変化を見逃さない観察力が求められる仕事です。「いつもより口数が少ないな」「お昼を残しているな」「同じ手遊びを何度もしている」――こうした小さな変化に気づくことで、体調不良や心の不安、発達のサインにいち早く対応できます。
また、園全体の安全管理という意味でも、周囲への注意力は非常に重要です。部屋の隅に落ちている小さなものに気づく、誰かの表情が曇っているのに気づく、他の職員の動きをフォローする “気づきの力”が現場の安心と信頼を支えます。

チームで動くことに抵抗がない人

保育の仕事は、ひとりでは成り立ちません。同じクラスの担任、副担任、フリーの保育士、栄養士、看護師、保護者、そして園全体の職員と、常に“チーム”として動いていく必要があります。そのため、「自分だけで何とかしよう」と思いすぎる人よりも、「周りと協力して動く」「報告・連絡・相談ができる」人が向いています。
保育士は同僚との人間関係に悩むことも少なくありませんが、それでも「助けてもらったら素直に感謝する」「違う意見を認める」という姿勢がある人は、自然と信頼されるようになります。コミュニケーションに自信がない人でも、「聞く力」「伝える努力」があれば、徐々にチームの一員としてしっかりと役割を果たしていけるはずです。

お悩み解決コラムTOP

大阪府のオススメ保育士求人

正社員
非常勤
社会福祉法人 檸檬会ピングーズイングリッシュ 杉本
大阪府 社会福祉法人 檸檬会ピングーズイングリッシュ 杉本
施設保育園
駅から徒歩8分/賞与2回、研修有り
【募集職種:保育士】
大阪府大阪市住吉区杉本2-30-5
正社員株式会社ニチイ学館 ニチイキッズ都島南通り保育園
大阪府 株式会社ニチイ学館 ニチイキッズ都島南通り保育園
施設保育園
駅から徒歩7分/賞与2回、研修有り
【募集職種:保育士】
大阪府大阪市都島区都島南通1-309
正社員株式会社パソナフォスター キッズハーモニー・あべの
大阪府 株式会社パソナフォスター キッズハーモニー・あべの
施設保育園
大手法人で安心♪キッズハーモニー・あべのの求人です!
【募集職種:保育士】
大阪府大阪市阿倍野区播磨町1-5-25

おすすめコラム

保育士が覚えておきたい保護者とのコミュニケーション術
No.6 保育士が覚えておきたい保護者とのコミュニケーション術

かわいい子供を預ける保護者の皆さんは、どうしても保育士への要望や要求が強くなるモノです。このため、コミュニケーション不足を起してしまうと、過剰に不安を募らせてしまい、大きなトラブルに繋がることも珍しくありません。

続きを読む
保育士、良い先生とは!? ~理想の保育士になるために~
No.103 保育士、良い先生とは!? ~理想の保育士になるために~

保育士になるからには、子ども達や保護者、同じ保育士からも信頼されて良い先生でありたいものです。良い先生に一歩でも近づくために、保育士は日頃、どの様な事に気を付けていけば良いでしょうか。掘り下げて見ていきましょう。

続きを読む
保育士のワクチン優先接種で安心できる環境作り
No.84 保育士のワクチン優先接種で安心できる環境作り

0歳〜5歳までの児童を預かる保育園。そこで働く保育士は児童と直に触れ合う仕事です。それは、このコロナ渦の状況下でも変わりません。日本でも新型コロナウイルスのワクチン接種が始まりました。今回は保育士とワクチン接種について解説します。

続きを読む
保育士の髪型、どこまでOK?清潔感と機能性を両立するコツ
No.227 保育士の髪型、どこまでOK?清潔感と機能性を両立するコツ

保育士として働く中で意外と悩ましいのが「髪型問題」。子どもと過ごす現場では、動きやすさや安全性が求められる一方で、自分らしさも大切にしたいところです。本記事では、保育士として押さえておきたい髪型の基本、避けるべきポイントをご紹介します。

続きを読む
能力と現実を見極めて!保育士ライフをエンジョイ
No.128 能力と現実を見極めて!保育士ライフをエンジョイ

保育士は、国家資格を有する人気の職業と言えます。しかし、理想と現実のギャップが要因の離職率が高いと言われています。この記事では、保育士に求められる「能力」に注目して、理想の裏にある現実の実体について解説します。

続きを読む
保育士の仕事は激務だがやりがいのある仕事
No.27 保育士の仕事は激務だがやりがいのある仕事

さまざまな仕事に共通しているのが、仕事の忙しさではないでしょうか?保育士が激務と言われる中、やりがいも感じている方も多くいます。そのような人がどのような理由で保育士を続けているのか見ていきましょう。

続きを読む
理想の職場を見つける
非公開求人もご紹介できます tel
  1. »
  2. »