1. ほいくしジョブHOME
  2. » 保育士専門 お悩み解決コラム
  3. » 保育士として知っておくべき出戻りの知識

No.69 保育士として知っておくべき出戻りの知識

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

どんな業界でも出戻りスタイルで働く方は見られますが、保育士業界ではその割合が高いとされ、転職・出産・その他様々な理由で1度は園を退職したものの、再度復帰を歓迎する風潮になりつつあります。そこで保育士の出戻りについての情報を見ていきましょう。

出戻りによる注意点

出戻りとは仕事場への復帰となるのですが、相手の許しがなければ出戻りは出来ません。以前の職場を退職する際に施設からのクビを言い渡された場合はもちろん、無断で辞めてしまった場合も出戻りは出来ません。
出戻りを考え退職するなら、園長・職員に退職する理由をしっかりと説明し、理解・納得してもらい、円満な退職をすることが出来れば、出戻りの際に「おかえり!!」と笑顔で迎え入れてくれるのではないでしょうか。

保育士が前の職場に出戻る際のメリット・デメリット

◎メリット
出戻り保育士は、以前保育士として経験をしていることから、即戦力となり重宝されることや、退職前の園の良し悪しについて把握していることから見通しが立つといったことがあります。そのため、保育園側としても保育士として1から教えていく手間が省けるため、多くのメリットとなります。
◎デメリット
やはり1番の問題は保育士として正社員採用が厳しいことで、円満に退職した出戻りは受け入れてもらえたとしても、園では退職による新たな保育士を当然穴埋めとして雇っています。 そのため、正規雇用したいと思いつつも、その枠はすでに埋まっていることが多いので、出戻るとしてもパート扱いとなることが考えられます。
そして、気を付ける点は「人間関係」となります。保育士は女性が多い社会なのでトラブルが起こりやすく退職する方は多くいます。 退職時は働きやすい環境だったけれど、出戻りの際には、新たな保育士へと入れ替わりなどがあり、人間関係において上手くいかない事もあります。
また、出戻る園では保育方針・やり方・ルールが当時と変わっていることもあります。そのため、以前と同じように働けるとは限らないと考えておき、ある程度のギャップを覚悟しておきましょう。

保育士として出戻りを考えるために心掛けること

働いていた当時と現在の園の状況で情報がどのように変わっているのかなど情報収集し、出戻りで働く場所として適しているのかを検討する必要があります。
また、出戻りを行うなら謙虚さが大切とされています。やはり、出戻りは1度退職しているのですから、下作業や残業が多くなりストレスや苛立ちも増えてしまいます。それでも、謙虚に長年保育士として働いていけば園長・職員からの信頼により平等な対応となります。

■まとめ
保育士は出戻りがしやすいからといて、すぐに辞めてしまう方もいますが、それによる対応は一変してしまうこともあります。そのため、保育士として出戻りを考え辞めようとお考えの方は、しっかりとその覚悟をした上で園に出戻りを行いましょう。
お悩み解決コラムTOP

神戸市のオススメ保育士求人

正社員株式会社ニチイ学館 ニチイキッズニッセイみらい神戸三宮保育園
兵庫県 株式会社ニチイ学館 ニチイキッズニッセイみらい神戸三宮保育園
施設保育園
駅から徒歩10分/賞与2回、研修有り
【募集職種:その他】
兵庫県神戸市中央区八幡通4-2-14 トロア神戸ビル2階
正社員株式会社ポピンズホールディングス ポピンズ小規模保育園芦屋
兵庫県 株式会社ポピンズホールディングス ポピンズ小規模保育園芦屋
施設保育園
駅から徒歩5分、月給20.7万円~、賞与2回
【募集職種:保育士】
兵庫県神戸市中央区明石町30 常盤ビル3階 301号
正社員
非常勤
アートチャイルドケア株式会社 アートチャイルドケア神戸谷上
兵庫県 アートチャイルドケア株式会社 アートチャイルドケア神戸谷上
施設保育園
駅から徒歩1分/賞与2回、研修有り
【募集職種:保育士】
兵庫県神戸市北区谷上東町3-7 ザ・谷上駅前レジデンス1F

おすすめコラム

保育士1年目での目標設定はどうする?
No.202 保育士1年目での目標設定はどうする?

保育士1年目は、新しい環境や役割に慣れるための重要な期間です。この時期に適切な目標を設定することで基礎を固めることができます。この記事では、保育士1年目における目標設定の重要性と具体的な目標例について説明します。

続きを読む
保育士が心がけていること
No.95 保育士が心がけていること

保育所は、厚生労働省が管轄する福祉施設で、子どもの「生活の場」という位置付けになります。働く保育士は、誰でも出来る仕事ではありません。保育士は専門職であり保育のスペシャリストです。その保育士はどのような事を心がけているのでしょうか。

続きを読む
保育士が目標にしたい資格とは
No.138 保育士が目標にしたい資格とは

保育士になってスキル向上を目指し、資格の取得を考える方もいらっしゃると思います。スキルが向上し、専門的知識が増えるとできる仕事が広がり、周りからの信頼を多く得ることができます。今回は、保育士の方が目標にしたい資格をいくつかご紹介します。

続きを読む
保育士のコロナ対応の理解と園児や家庭への対応
No.48 保育士のコロナ対応の理解と園児や家庭への対応

保育の現場でも、新型コロナの感染の脅威が身近に迫っている今日において、保育士がすべき対応とはどのような事でしょうか。保育士のコロナ対応の理解と園児や家庭への対応について紹介しましょう。

続きを読む
得意なことを生かして保育士として働くには
No.215 得意なことを生かして保育士として働くには

保育士として働く上で、自分の得意なことを生かすことで、保育の質の向上や、子どもたちに新しい体験を提供したりすることができます。この記事では、得意なことをどのように仕事に取り入れ、自分らしい保育を実現していくかについて詳しく解説します。

続きを読む
保育士と法律の関係からなる国家資格の定め
No.26 保育士と法律の関係からなる国家資格の定め

保育士とは乳児~小学校入学前の幼児を預かるお仕事で、保育を基本とした活動を担う国家資格を持った人たちの事を指しています。これは、児童福祉法からなる法律にも関係する事なので掘り下げて紹介しましょう。

続きを読む
理想の職場を見つける
非公開求人もご紹介できます tel
  1. »
  2. »