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No.84 保育士のワクチン優先接種で安心できる環境作り

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0歳〜5歳までの児童を預かる保育園。そこで働く保育士は児童と直に触れ合う仕事です。
それは、このコロナ渦の状況下でも変わりません。日本でも新型コロナウイルスのワクチン接種が始まりました。今回は保育士とワクチン接種について解説します。

コロナワクチン接種の優先順位

供給量の限られるコロナワクチン。そのワクチン接種には優先順位があります。まず初めに医療従事者、次に高齢者と基礎疾患を有する人、高齢者介護施設の従事者という順番で日本でのコロナワクチン接種は進んでいます。

医療現場を崩壊させない事を最重視した事と重篤化する可能性のある人、及びその可能性のある人と接する機会の多い人に、まず初めに接種させたいという考えからこの順番になっています。

そして、保育士と幼稚園教諭もワクチン接種が出来る事になりました。その次は、小中学校の教諭にも接種対象を広げていく事になります。これらの判断は、集団生活を送る児童やその保護者と日々接している保育園(及び幼稚園、小中学校)でクラスター感染の発生を阻止する事、保護者が安心して児童を預けることが出来る環境を作る事を考えての事です。

ワクチン接種の順番については、政府から国民へ向けてマスコミやホームページを通して広く周知されているので、異議を唱える人は少ないと思われます。

保育士が優先的にワクチン接種する必要性

多くの児童を預かる保育園で、万が一クラスター感染が発生すると、その保育園は休園を余儀なくされます。そうなると影響は甚大で、児童を預けることが出来ない保護者が仕事を欠勤せざるを得なくなります。

その為、保育士(及び幼稚園教諭)が優先的にワクチン接種を受ける事は、保育園に通う児童の保護者だけでなく、その保護者の働く勤務先にとっても安心に繋がる事なのです。

ワクチンを優先的に接種できない人に対しても、順次ワクチンを確保し、各地域の状況を踏まえて順次接種が行われる予定です。ワクチン接種に優先順位があることに対して、不満が出ないように、政府や自治体は市民に対して丁寧な説明が必要とされています。

ワクチン接種の回数と間隔

ワクチン接種は2回行われます。1回目の接種後、おおよそ3週間程度の間隔を空けてから同じ種類のワクチンを再び接種します。接種する場所や期日については自治体や職場からの案内を参照してください。

ワクチンは、新型コロナウイルス感染症に対して、有効な作用があることが認められています。ワクチン接種者の新型コロナウイルス発症予防効果(ファイザー社製品)は約95%と言われています。免疫ができるのは、2度目のワクチン接種から7日程度経過した時点になります。

ワクチン接種後も気を付けたい事

ワクチンを接種し、免疫が出来ても引き続きマスク着用、ソーシャルディスタンスの確保、充分な換気、手洗い・うがい等は続けましょう。

■まとめ
今回は、保育士と新型コロナウイルスのワクチン接種というテーマでお伝えしました。既にワクチン接種を済ませた方もそうではない方も、引き続き感染症対策を心掛けて安全・安心の保育園運営に努めていきましょう。
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