1. ほいくしジョブHOME
  2. » 保育士専門 お悩み解決コラム
  3. » 保育士さんにあるあるな膝に関する悩み

No.31 保育士さんにあるあるな膝に関する悩み

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

保育士として働いていると、体の不調に悩まさることが珍しくありません。外の活動だけでなく、行事の準備と忙しい中、体の不調が重なると仕事に対するモチベーションも下がってしまいます。そこで今回は、保育士さんの「膝」に関する悩みについて着目してみました。

悩み:1.膝の痛み

膝痛を抱える保育士さんは意外と多いもので、その原因は受け持つクラスによっても異なります。0歳児クラスを担当していると、抱っこをしながら立ったり座ったり、膝立ちになったりする動きが多く、膝に子供の重みがのしかかり、大きな負担となってしまいます。

乳児クラスは、子供遊びを見守ったり、食事や排泄の援助をしたりすることが多く、膝を付く姿勢が長時間続くのが原因です。膝を付くのがクッション性のあるフロアならまだ良いのですが、フローリングであることが多く、膝を付いたまま移動することで膝を痛めてしまいます。

幼児クラスになると、元気いっぱいに園庭を駆け回って遊ぶことから見守るため、走り回ったり立ち止まったりを繰り返します。その動作こそが痛みの原因になってしまっているのです。

悩み:2.膝の黒ずみ

「気づくと膝が黒ずんでいた」そのような悩みを抱える保育士さんは多いもので、女性にとっては悲しい職業病です。膝が黒ずんでいると、ひざ丈のスカートなどが履けなくなるので、オシャレも限定されてしまいます。

膝が黒ずむ原因は、膝立ちで着替えの補助、おむつ替え、園児と目線を合わせた保育などを行っていることが原因です。毎日繰り返すことで、膝立ちの姿勢が積み重なって黒ずみを頑固なものにしてしまいます。長いズボンを履いていても、衣類との摩擦で黒ずみが進むこともあります。

他にも掃除をする際に床拭きやおもちゃの片付けをする場面で、膝での移動をしていることも原因のひとつです。フローリングのうえで膝を使って移動していると、膝の角質が固くなり、どんどん黒ずんでいくのです。

膝を労ろう

原因が分かったとしても、子供達と目線を合わせた保育をすることは、保育士さんが心がけなければいけないスタイルです。膝立ちをしなければいけない場面は、保育士さんの仕事なので避けては通れません。そこを理解した上で、膝の悩みに対処をしましょう。

○サポーターをする
痛みや黒ずみから膝を守るためにサポーターを付けてケアをしましょう。サポーターを付けることは大袈裟のように思えるかもしれませんが、積み重ねで痛くなったり黒ずんだりすることを防ぐためにはサポーターを付けることは有効な手段です。

サポーターを選ぶときのポイントは、通気性の良い蒸れない素材・薄手・スッキリしたデザインの3つです。最近は、スポーツタイプのようなスッキリしたデザインが販売されていますので、その商品だとズボンの下に付けていることもバレません。

○保湿クリームを塗る
家でできるケアとして、保湿クリームを塗りましょう。最近では黒ずみ専用のクリームも販売されていますので、黒ずんでしまった膝のケアも間に合います。また、角質ケアを取り入れるのもオススメです。ただし、角質ケアはやりすぎると膝がボロボロになってしまいますので、やり過ぎには注意が必要です。

■まとめ

膝を付いたまま移動することや、不自然に立ち上がると膝の痛みを悪化させる原因となります。症状が進むと日常生活にも影響が出てしまいますので、サポーター等で対策を取りながら、負担の少ない姿勢を心がけたいものです。

お悩み解決コラムTOP

福岡のオススメ保育士求人

正社員社会福祉法人福祉松快園
福岡県 社会福祉法人福祉松快園
施設その他
遠賀郡の事業所内託児所で正社員の保育士さんを募集しています!
【募集職種:保育士】
福岡県遠賀郡水巻町吉田南2丁目9番1号
契約社員学校法人なぎの学園 花畑幼稚園
福岡県 学校法人なぎの学園 花畑幼稚園
施設幼稚園
【南区】土日祝休み!年間休日124日でプライベートとの両立も叶います!
【募集職種:幼稚園教諭】
福岡県福岡市南区花畑2丁目48番31号
正社員社会福祉法人千早会 若宮保育園
福岡県 社会福祉法人千早会 若宮保育園
施設保育園
賞与4.5ヶ月☆経験不問☆ブランクOK☆若宮にある保育園のご紹介♪
【募集職種:保育士】
福岡県福岡市東区若宮4-18-8

おすすめコラム

保育士の人間関係の現状とは?
No.5 保育士の人間関係の現状とは?

皆さんのイメージでは保育士は毎日、1日中子供たちと楽しんで世話をしていると思う方が多いのではないでしょうか。しかし、保育士として活躍をされる方は資格保持者数のわりには少ないとされます。その理由を見ていきましょう。

続きを読む
保育士と幼稚園教諭を比較したデメリット
No.174 保育士と幼稚園教諭を比較したデメリット

保育士と幼稚園教諭は、幼児教育の分野で活動する専門職でありながら、それぞれの職業には違いがあり、デメリットが存在します。 今回は、保育士のデメリットをより詳しく掘り下げ、幼稚園教諭との比較を通して理解を深めていきます。

続きを読む
保育士が意識すべきグループワークで大切なこと
No.191 保育士が意識すべきグループワークで大切なこと

グループワークは、子供たちの成長や学びにおいて重要な役割を果たします。子供たちが集団で活動することで、協力することやコミュニケーション能力を養います。今回は、保育士がグループワークを成功させるために意識すべきポイントについてご紹介します。

続きを読む
保育士とマスクの現状と耳の痛さを軽減する方法
No.43 保育士とマスクの現状と耳の痛さを軽減する方法

感染症の観点から保育の現場でもマスク着用が望ましいとされるようになりました。しかし、子どもたちの反応や保育がやりにくいという課題も上がってきています。今回は、保育の現状と長時間マスクを着用することで痛くなる耳のお話しをしていきましょう。

続きを読む
保育士が担う役割の重要性と話題について
No.161 保育士が担う役割の重要性と話題について

保育士の存在は、子供たちの健やかな育成と将来の社会的・学習的な発展に不可欠です。 そこで今回は、保育士に関連する話題や課題にも触れ、保育士の役割の重要性そして、直面する様々な課題に対する取り組みについてご紹介します。

続きを読む
保育士3年目で出てくる悩みとは
No.206 保育士3年目で出てくる悩みとは

保育士として3年目を迎えると、仕事に慣れてきた一方で、新たな悩みが出てくることが多いです。1年目や2年目とは違った視点での課題や不安が現れるこの時期。今回は、保育士3年目でよく見られる悩みと、その解決策について考えていきます。

続きを読む
理想の職場を見つける
非公開求人もご紹介できます tel
  1. »
  2. »