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No.86 保育士の必需品マスク

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保育士とは、乳幼児~未就学児までの幼児を保育する仕事です。その現場で必需品となるものにマスクがあげられます。今回はこのマスクについて見てまいりましょう。

保育の現場

保育士とは、多くの幼児を預かる仕事です。幼児はまだ発育も完全でない場合が多くあり、感染症などには、弱い立場にあります。このように弱い幼児を保育するには、保育士自身の健康も重要な要素になります。
また保育士自身の健康を維持するためのみならず、幼児から他の幼児の感染や予防をすることもまた大きな使命です。保育士からの感染は、時により大きな感染を招きかねません。集団感染を防ぐために、保育士は保育の場の健康を維持する職業でもあるのです。
そのためには、徹底した衛生管理を行うのに必要なことが幾つかあります。手洗いやアルコール消毒などは日常で出来ることですが、それ以外ではマスクの着用は、マストな必需品です。

保育士とマスク

保育士は可能な限り、保育の場でのマスクの着用が望ましいというよりも、必ず着用するようにしましょう。マスクの着用で気を付けなければならないことが幾つかあります。
マスクの着用で気を付けなければならないことは、まず夏場でのマスクの着用では熱中症に気を付けなければなりません。マスクの着用は、時として心拍や呼吸数の上昇や、血中二酸化炭素濃度・体感温度の上昇などがあり、身体に負荷が掛かることがあります。
これにより、高温多湿となり熱中症にかかるリスクが発生します。これらのリスクから身を守るためには、こまめな水分補給や他の人がいない場合には、マスクを一時的に外して休憩時間を取ることも大事です。
また長時間のマスク着用は、肌荒れの原因にもなります。肌荒れは湿疹や口唇ヘルペスなど、肌トラブルの原因にマスクがなることも知識として持ち合わせることも大事です。

保育士のマスクで成長に影響

一方、保育士が常時マスクを着用することで、幼児への影響も考えられます。それは、言葉を覚え始める幼児の時期に保育士が顔の表情や口元を隠してしまう事で、保育士は日頃の仕事で絵本の読み聞かせや、問いかけで幼児が言葉を覚える助けになることがあるからです。
マスクはこれらの事を考えると保育という観点からは、マスクの常時使用は良いことばかりではないとも言えます。時と場合によればマスクより、フェイスシールドなども併用して、保育する事も必要な事ではないかと、現場からの声がある事も記しておきます。
あと布マスクと不燃布マスクなど、マスクの種類により利点と不利な点がある事も、理解しておく必要があると思います。布マスクは洗い何度もリサイクルが可能なものですが、感染予防の効果から言えば、完全とは言えないようです。
それに引き換え、不燃布マスク(サージカルマスク)は使い捨てで、使い勝手もよく感染防止の観点からも優れたものと言えると思います。保育の現場では、やはりサージカルマスクの使用が合理的で衛生的と言えるでしょう。

■まとめ
マスクだけで、感染を完全に防ぐことは不可能です。しかし、それでもマスクの効果は合理的に考えて、優れた感染防止に役立つものであることは間違いのない事です。飛沫感染を防ぐには、マスクは非常に有効な手段です。
保育の現場でお仕事をなさる際には、やはりマスクの着用は必須ではないでしょうか。
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